◇後援会の懇親会費負担は公選法違反
田中康夫知事が、県職員や県の審議会委員などと飲食店で懇親会を行った費用を、知事後援会「しなやかな信州をはぐくむ会」が負担していた問題で、長野市内の住民グループ「県民のための真剣な県政を目指す会」(脇嶋光美代表)のメンバーなど11人は23日、「知事後援会が費用を負担したことは公職選挙法違反にあたる」として、田中知事を長野地検に刑事告発した。同地検では「よく内容を検討して、受理するかどうか決めたい」と話している。
代理人の塩谷安男弁護士によると、告発対象の懇親会は03年5月から10月まで、東京都内や長野市内の飲食店などで9回にわたって行われた会合の計約70万円。同グループでは、「後援会に費用を負担してもらい接待を受けた大半は県職員で、県民であることは明らか。公選法違反成立の要件で接待は知事の『おごり』と認められるべきもの」としている。